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MotoGPにおける外国人ライダーの氏名表記について (2)Di Giannantonio(伊)篇

みなさん、ちゃおでーす。こめすたーて? あんきもでーす。
MotoGPも残すところあと1戦、バレンシアGPで幕を閉じることとなりました。
既に3クラスとも年間チャンピオンが決まっているので、最終戦の見所はどんなところになるのでしょうか。ライダーさんたちがフィニッシュライン前で手をつないで横並びになって、みんなでゴール!…なんてことは物理的にも精神的にもなさそうです。

その前はパン・パシフィック3ラウンドとか言って、日本→オーストラリア→マレーシアと3週連続で土日の正午を挟んだ5時間くらいの放送をじっくり観ることになり、なかなか疲れました。見応えもありましたし。あんきものイチオシのFranco Morbidelli(ふらんこ・もるびでっり)くんは大活躍でしたよ!

さて、今回もまたMotoGPライダーの氏名表記について、あーだこーだ書こうと思います。対象はMoto3クラスのイタリア人ライダー、Fabio Di Giannantonioくんです。1998年生まれ、歯の矯正も初々しいまだ十代の若者です。

彼をMotoGPの放送で初めて見た時、例のごとく、国際映像ではアルファベットの字幕しか出ないので、それを読んで名前を知りました。まずは苗字が長いのでひるみましたが、苗字にGianと何かがくっついてる人は珍しいなと思いました。Gianluca(じゃんるーか)、Gianluigi(じゃんるいーじ)、Giancarlo(じゃんかるろ)なんて名前はあるけれど、「ふぁびお・でぃ・じゃんなんとーにお か。なっがい苗字〜…」と。

そんなところに、何だか日本のアナウンサーが変なことを言っているのが聞こえてきました。何言っているんだろうとよくよく聞いてみたら、なんと彼の姓を「ギャナントニオ」と読んでいたのでした。ぎゃ、ギャナントニオ!?

ぐわー、出たー、イタリア語のヘンテコ日本読み〜。
と、しばらくは悶絶しましたが、前回書きましたように、私はバイク界の人がイタリア語をヘンテコ日本読みすることには、心の準備が出来ていましたから、その後はギャナントニオ上等と思うようになりました。

いいですよね、別に。gi→ギ って普通の日本後ローマ字感覚だもんね。でもiannanの部分を「ャナン」にしたのはどこから来たのでしょうか。ギアナンだったら想定の範囲内ですが、なぜ微妙に拗音にしたんでしょうか。てゆーかその前に、長いからってdi無くすなよー。苗字の大事な一部分じゃないかー。

と、いろいろ思っていたのですが、後でMotoGP放送の副音声(英語)を聞いてみて判明しましたが、その中では、英語アナがDi Giannantonioくんのことを「ディギャナントーニオーゥ」てな感じに読んでいたので、これを聞いた日本のテレビ局の人が、日本語表記に着手してこうなったのだろうと思いました。
つまり、ある国の言葉を英語圏の人が英語風味で読んだものを日本人が聞いて取り入れたケースです。そうすると、「ある国」が好きな人にしてみれば、英語フィルターを通った変な感じのする言葉を聞かされることになってもやもやするというパターンです。

でも、イタリア慣れしていない人が発してるなら理解もするのですが、Moto3の解説を担当している元世界チャンピオンライダーの坂田和人さんは、イタリア在住だったこともあり、イタリア語をお話しになるのですが、坂田さんも「ギャナントニオ」と言っているので、違和感ないのだろうかと不思議です。
坂田和人さんとイタリア語というと、ある話題があるのですが、またそれは別の回で書きたいと思います。

Di Giannantonioくんの苗字は長いので、みんなに何て呼ばれているのかなと思っていたら、彼がレース中に着ているスーツのお尻部分に「Diggia」(でぃっじゃ)と書いてあったので、おそらくそれがニックネームなのかなと思いました。ようし、今度からツウぶって使ってみようっと! Forza Diggia!!

てゆーかイタポ的にはGianna Nannini(じゃんな・なんにーに)と途中まで一緒みたいな名前だなって感じですね。ま、弟でF1レーサーのAlessandro Nannini(あれっさんどろ・なんにーに)さんも、現役時代は「ナニーニ」って日本語表記だったようですが、これも英語読みっぽいですね。

ではでは、ちゃおでーす。

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10件のコメント

[C160] 君の名は。

ちゃお。パニコパニコです。
イタリア語は、数多ある世界の言語のなかでは日本でもかなり目にするほうだと思ってますが、それでもトンデモ表記が減らないんですよね。
わが Paola & Chiara も、心斎橋の某タ○ー・レコードで「パオラ&チアラ」と堂々とPOPに書かれていた十数年前の記憶が甦ってきました。あの頃はオレもイタリア語の理解度ゼロだったので、当時は「チアラ」が正しいと思っていたことは内緒だ。
バイクといえば、Ducati も日本では長らくドカティとかドゥカティーとかドゥーカティとか変な表記が横行してて……、ってのはずいぶん前にあんき〜おさんがブログで書いてたっけ。由緒ある名門ドゥカーティ家の先祖代々一切が泣いてるぜ。
そういえばタレントのダレノガレ明美っていう人がいますが、あのダレノガレってどこの国の姓やねん、って思ってたら、イタリア語の Dalle Nogare だったって知ってる? ダッレ・ノガーレやん、とか思ったけど、まあこれは本人がそう表記してるので良いかと。
Versace もなぜか日本ではヴェルサー「チ」が公式表記ですな。まあオレには縁のないブランドではございますが。
一時期日本にも出店していたジェラート屋の Venchi は、ホントの発音だと食べ物屋さんとして致命的(?)なので、たぶんわざと、日本での表記を「ベンチ」にしてましたね。
あと、いま公開中の映画「インフェルノ」の原作本では、Botticelli を「ボッティチェルリ」って表記しててたいへん気持ち悪い。もし -rri だったら「ルリ」でも許容範囲な気もするけど、-lli はぜったいに「ルリ」には聞こえないよね。

ウルドゥ語とかラトビア語とか、イタリアよりもっとマイナーな言語に堪能な方は、さらに忸怩たる思いがあるんでしょうな。
  • 2016-11-13 20:58
  • Joecool
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[C161] Re: 君の名は。

パニコ兄様、ちゃおでーす!

…いきなり逸れますけど、Alessandro De Panico氏も、YouTube使えばピコ太郎氏みたいに(再?)ブレイクしませんかね。
ていうか、YouTubeに「Tropico Latino」が上がってるのを見つけましたが、名前が「Alessandro Di Francesca」になっていました。Deですよね、間違えないでもらいたいですよね。でも、コメント欄が「ありがとう、ずっと探してたんです!」系だったので、嬉しいような、くすぐったいような…。

> 「チアラ」が正しいと思っていたことは内緒だ。

了解しました。懐かしいですね、ジャケ買いから始まったパオキャ道…。
もうほんと、最近は新しいものより、昔を懐かしんでる方が俄然楽しいです。

> バイクといえば、Ducati も日本では長らくドカティとかドゥカティーとかドゥーカティとか変な表記が横行してて……、

そうなんです、一番高い山がDucatiかと思っています。ドゥッカッティーってのもあるらしいですよ!
そのうち言及したいです。

> そういえばタレントのダレノガレ明美っていう人がいますが、あのダレノガレってどこの国の姓やねん、って思ってたら、イタリア語の Dalle Nogare だったって知ってる?

いえ、全然! 私、その芸能人の方、フィリピン系なのかと思っていました〜。non lo sapevo〜。
でも、その方のインスタグラムとか「darenogare.akemi」でしたよ。日本人に優しいローマ字。

> 一時期日本にも出店していたジェラート屋の Venchi は、ホントの発音だと食べ物屋さんとして致命的(?)なので、たぶんわざと、日本での表記を「ベンチ」にしてましたね。

私もこのお菓子屋さん?の名前は聞いたことがあったので、前に調べたのですが、「ヴェンキ」って表記もあるみたいです。良かったですね、vで。
ちなみにバイクのレジェンドライダーにはFranco Unciniさんという方がいます。日本バイク界の方がみんなで気を遣って、ウンスィーニとかって表記になってるかと思いきや、普通にウンチーニさんでした。あれ、ここはノー気遣い?と拍子抜けしてしまいました。

> あと、いま公開中の映画「インフェルノ」の原作本では、Botticelli を「ボッティチェルリ」って表記しててたいへん気持ち悪い。

ボッティチェルリとかカムパネルラって、昔はLの重なったところはそう読んでたみたいですね。ほらほら、ルチオ・ダルラとか!
昔の美術書に出てくるならともかく、その本の訳者の方、年配なのでしょうか。

人によっては、こういう議論が「私は正しい○○語を知っているんだ」って高慢で嫌味なものに聞こえるらしいのですが、違いますよね。
その言語とか国に対する愛情です。愛情があるから気になるし、気にするんですよねー。
  • 2016-11-14 01:46
  • あんき~お
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[C162] Re: 君の名は。

ちゃお。
Franco Uncini、すごい名前だな。知らんかった。
10年ぐらい前、ミラノに Ristorante Unco ができたのを思い出した。「ウンコなかなか美味いよ」なーんて……、ってこの話もどっかでしたような。もうワシも年じゃのう。ゲホゲホ。
ちょっと調べてみたら、もう潰れてるな。ウンコ潰れてる。(もういいって!)

カムパネルラ、なるほど。そう言われるとかなり古めかしい印象あるね。ca-m-pa-ne-l-la と、原綴をそのまま細かく切ってカタカナ当てる方式。
このパターンでもっとも違和感感じるのが -gli が出てくる単語だよね。ファミグリアとか。

パニコの YouTube、よく見つけたね。
勝手な想像だけど、アイツはあまり売れることにプライオリティを置いてない気がする。
あ、アイツってAle De Fra' のことね。
でもピコ太郎こと古坂大魔王もそうかも。
  • 2016-11-14 23:32
  • Joecool
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[C163] グリグリ

どぅおーもでーす。

> 10年ぐらい前、ミラノに Ristorante Unco ができたのを思い出した。

VenchiとかUncoとか、イタリアに縁のない日本人の前では食事中の話題に出来ませんね。
潰れちゃって残念ですね、mangiamo all’unco!って言ってみたかったです。

> このパターンでもっとも違和感感じるのが -gli が出てくる単語だよね。ファミグリアとか。

イタリア人MotoGPライダーに、Francesco BagnaiaとAndrea Mignoって名前の人がいるのですが、初期は日本の放送でバグナイアと読まれてたようです。今はちゃんと読んでくれてます。
でも、ネット上で「フランセスコ・バグナイア」「アンドレア・ミグノ」って検索すると、ちゃんと何かが引っかかってきますけど…。
副音声の英語放送アナが二人をなんて呼んでるのか、今度聞いてみます。

このグリグリに関しても、一つ話題があるので、後ほど書いてみたいと思います。
  • 2016-11-20 02:24
  • あんき~お
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[C164] Tiziの新作

ちゃお、あんき〜おさん。
このトピに関係ないけど、Tiziano Ferroの最新アルバム「Il mestier Della vita」リリースされましたね。

何か作風変わった?
ゴスペルぼかったり、全体的に浮遊感があって不思議なテイストです。でも、結構すきです。Tiziのもともとエロかった声が更にいやらしくなってていいです。
iTunes Store でも聴けますよ。

https://youtu.be/GgPsYOB0EHU
  • 2016-12-08 09:16
  • marikzio
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[C165] Re: Tiziの新作

marikzioさん、ちゃおでーす。

> このトピに関係ないけど、Tiziano Ferroの最新アルバム「Il mestier Della vita」リリースされましたね。

iTunes Storeでちょっと聴いてみました!
こんなこと言うのもなんですが、Tizi歌上手くなったんじゃないでしょうか。安定の歌声で安心しました。
(というのも、私の好きなFrancesco Rengaって歌手は、久々に聴いたら以前の勢いが全然なくなって枯れた感じになってしまったので。変わらないどころか進化した感じのtiziに安堵しているのでした)

iTunes Storeでは2015年のライブ映像が売っていて、そちらも気になりました〜。
  • 2016-12-09 00:21
  • あんき~お
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[C166] 管理人のみ閲覧できます

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[C167] コメント166様

コメントありがとうございます! 内容確認いたしました。

大丈夫と思うのですが、一応調整しましてからご連絡します。
って連絡先変わってますかね…?
とりあえず私の手元にあるアドレス宛にご連絡してみますね〜。
ちゃお!
  • 2016-12-15 00:53
  • あんき~お
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[C168] 管理人のみ閲覧できます

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[C169] コメント168様

あ! 失礼しました。ありがとうございます!
  • 2016-12-16 23:30
  • あんき~お
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Author:あんき~お
しばらくイタポ生活から離れていましたが、おかげさまで最近復帰いたしました。

 

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